文字のバランスを良く見せる【たて線の書く方向】

教養部門 美文字ライターの前田多実です。
今回は文字のバランスを良く見せる【たて線の書く方向】です。

2つのパターンがあります。

A. 外側のたて線は 【少し内側に書く】

該当する漢字

  1. 文字の中に「たて線」が ある場合
    「田・中・市」など
  2. 「口」・「田」の他に 上や横に線などが ある場合
    「町・回・言」など。
  3. 文字の形が「正方形」に 近い場合

1~3までに該当する文字は外側のたて線を「まっすぐ」に書くと、「字が大きく見える」「他の文字とのバランスがあまり良くない」ように見えます。

そこで外側のたて線は【少し内側に書く】

ここでたて線を書く場合の注意点
★向かい合うたて線の(左のたて線と右のたて線)【角度はほぼ同じに】
☆真ん中のたて線は どのような場合でも 【まっすぐに書きます】
  (田・中)など

B.外側のたて線は 【まっすぐ】書く

該当する漢字

  • 横線よりたて線を 長く書く文字
    「自・日・目」など
  • 形としては たて長の長方形の文字

1、2までに該当する文字は外側のたて線を「少し内側」に書くと、「他の文字とのバランスがあまり良くない」ように見えます。

そこで外側のたて線は【まっすぐに書く】

このように【少しの手直し】で 美文字に変身‼️
以上ご参考になればと思います。

投稿者プロフィール

前田 多実
前田 多実美文字ナビゲーター
大阪市内梅田でペン字・書道教室をしています。 たった90分のレッスンで「あなたのくせをズバリと見抜いて美文字を伝授します。」 詳細はブログから「美文字 ナビゲーター 彩湖」で検索できます。
(https://ameblo.jp/kanjisantai)
パラレルキャリア専門エール通信

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