子どもの成長に置いていかれてませんか？

子育てライターの杉浦雪絵です。
今日取り上げるのは、子育てする際には切っても切れない「価値観」について。

長女6歳＝ママ歴6年 ＋親子向けコーチングを学んでいる！…のに、やっぱり子どもは奥が深かったという話です。

わが子は「しっかり者で人好きな気質」

長女(年長)は、空気を読んだり、大人の表情・言葉づかいを感じとってその場で取るべき行動をしちゃう子です。「◯◯くん、ちゃんと並んでよー」と正論を言う姿もよく見かけたことがあります。

一方で、場所見知りはほとんど無く、人見知りも少ない。初めて行った公園で、気がつくと見知らぬ子を「友達」と称して遊んでいる姿も、2,3歳ごろから何度も見てきました。

これらの姿は、親子向けコーチングで学んだ彼女の「生まれ持った性格(気質)」にも当てはまっていたので私の中で、いつの間にか固定されていたんです。『長女は人と遊ぶのが好き』

突然のカミングアウト！？

ある日。私が長女を迎えに行くと、年長児が彼女1人しかいませんでした。保護者向けの小学校入学説明会があった日で、私は、その日、説明会の時間だけ抜けて、終わり次第仕事に戻っていたんです。いつも通り迎えに行くと年長(娘)が1人で、年中さん達と遊んでいる…

『あちゃーーーー、、やっちゃったかな』
とさすがに思いました。

なので娘にも伝えたんです。
「ごめんね、◯◯組さん、長女1人だったね。寂しかったよね？」

すると娘はケロッとして答えてくれました。
「え？全然寂しくなかったよ？●●組(年中)さんの△△ちゃんと遊んでたし。それにね、1人遊ぶのが一番好きなんだ！遊具だって、好きなように遊べるでしょ！？お絵かきとか絵本読むのもジャマされないし〜」

え、そうなの！？あんなにしょっちゅう、「また▲▲ちゃんのお家に遊びに行きたいな〜」とか言ってるのに！？…等々、このあとは私からのヒアリングの嵐でした（笑）

子どもの価値観は日々進化するモノ

『長女は人と遊ぶのが好き』という考えは、彼女の一面だけを切り取ったモノだったのかもしれません。または、2,3歳頃をピークとした古いモノだった可能性もあります。

大人の価値観が人間関係やコミュニティ、年齢によって変化するように子どもの価値観も、日々進化しているんですよね。当たり前のことを忘れていました。「子どもはいつまでも子どもだから〜♡」なんて思っていたら母親の私だけが取り残されるわ（汗）と改めて感じた瞬間だったのです。

皆さんの中にも「子どもの成長」を感じた瞬間があったら是非コメントで教えてくださいね。