やる気のスイッチは、減らすこと

教養部門　断捨離ライターの草なぎ有実です。
目的地への地図を手に入れた。地図上の自分の位置を確認し、ルートも調べ、道具もバッチリ揃えた。

だけど、なぜかやる気が起こらない。そういう経験はないですか？

もうやるしかない状況なのに、全くやる気にならない。そして自分を責め、自己嫌悪に陥る。そんな時、私は断捨離に出会いました。断捨離は、引き算の思考法です。「どうすれば、やる気が起きるのか」ばかり考えていた私に「なぜ、やる気が起きないのか？」という視点は、目から鱗でした。

ではなぜ、私たちは、やる気が起きないのでしょう？

その大きな原因として、過剰があります。私たちはやることが多いと、それだけでやる気がなくなります。学生時代、教科書全部がテスト範囲と言われると、最初から投げ出したくなりましたが、３ページなら、頑張れましたよね。それと同じです。もしあなたが、今、やる気が起きないと悩んでいるとしたら、何かが多いのかもしれません。それは、道具かもしれません。道すじかもしれません。

でも、大丈夫。悩む必要なんてありません。多ければ、減らせばよいだけだから。

思い出してください。スキルが揃っていなくても、やっていくうちになんとかなる、そう、なんとかして、私たち、進んできたはずです。その道具、ホントに必要ですか？その道は、ホントに通る必要がありますか？

やる気のスイッチは、減らすこと。

目的地までの道のりは、シンプルに軽やかに、そして愉しんで、進めたらいいですね。