変化の時代「キャリア形成」に必要なもの

キャリアライターの山下いずみです。早速ですが、先週こんなご相談を受けました。

客室乗務員(以下CA)を目指し就活を行ってきたが、コロナの影響で航空業界は新卒採用を中断。“既卒”でCAを目指そうと決め、一旦別業界に就職を考えているが(すぐ辞められる)派遣社員か、安定を取って正社員にすべきか。どうしたらよいか、もうわからない…

憧れのCAになるため必死で努力してきたAさん。悔しさ、諦めきれない気持ちを切り替えて前に進まなくては…頭ではわかっていても難しいのは当然ですよね(涙)

当初は「CA以外で、高い接遇マナーを身に着けられる業種・職種の研究」を行う予定でしたが、内容を変更。あるキャリア理論をご紹介しました。

クランボルツ教授(米・スタンフォード大学)による
■計画された偶発性理論(Planned Happenstance Theory)

要約すると

  • 多くの人のキャリア形成を調査した結果、キャリアの8割は“偶然の出来事によって”決定されている。
  • 満足いくキャリアを手に入れた人は、想定外の出来事(悪い出来事であっても)をキャリア発展の材料として活かしている。

~『その幸運は偶然ではないんです!』J.D.クランボルツ、A.S.レヴィン著 ダイヤモンド社~

私たちのキャリアの8割が偶然?!
ちょっと信じられないですよね。でも、皆さんも仕事を選ぶ際社名や仕事内容、待遇だけでなく「たまたまご縁があって」「人との出会いが決め手となって」などの経験をされたこと、ありませんか?
私自身思い返してみると“偶然の出来事で”次のキャリア、新たな人脈や機会に恵まれた経験が何度もあります。

  • 新卒で入った会社で体調を崩したからこそやむなく転職を決意
    →「人と企業のマッチング」という大好きな仕事と出会えた。
  • 飲み友達から「副業イベントでリピート参加者を増やすには?」と相談を受け、好き勝手に持論を語った所「いまの話、講師として発表してよ」とイベント登壇の機会をもらった。

など

さすがにAさん、すぐにこれを受け容れて…とはいきませんでしたが、噛みしめるように「これにも何かの意味がある、今後のチャンスに繋がる、と思える日が来るよう、頑張ってみます。」と仰っていました。

ではどうやったら、その“偶然”をチャンスに繋げられるのか。クランボルツ博士は“必要なマインド”としてこの5つを挙げています。

偶然を意図的・計画的にステップアップに繋げるのに必要な5つのマインド

  1. 好奇心
  2. 持続性
  3. 楽観性
  4. 柔軟性
  5. 冒険心

“5つのしなやかマインド”Aさんにも手帳にメモしてもらいました!
コロナによって企業の在り方、働き方が大きく変わったことで、私たちも変化し、「自分の未来は自分で決める」必要性も出てきました。時に不安になることもありますがそんなときはこの“5つのしなやかマインド”に立ち返り

いま想定できる出会いや出来事をベースに、どうやってキャリアを広げていけるだろう…

そんなふうに考え、行動できたらよいですよね。

ちょっと長くなってしまいましたがぜひ「自分のキャリアではこんな“偶然”が転機になっていた!」など発見がありましたらコメント欄でシェアしていただけると嬉しいです。

投稿者プロフィール

山下いずみ
山下いずみキャリアコンサルタント
『働くことは生きること』
人材エージェントで「企業」と「人」を繋ぐコーディネーターとして20年勤務、3000人以上の転職支援に携わる。
一方、個人では
「転職しなくてもいい」キャリア相談を実施中。
~しなきゃ、すべきの「正解思考」で頑張るアラフォー女性が、「~したい、しよう!」と自分の直感や可能性を信じて一歩踏み出せるようになることを目的にセッションを行っている。
1974年9月生まれ/神奈川県横浜市出身
趣味は野球観戦!待望のプロ野球も開幕、地元横浜DeNAベイスターズの優勝を願い、熱い声援を送る日々を過ごしている♪
パラレルキャリア専門エール通信

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