元気に笑顔で働き続けるためには、ジェットコースターのように変化する女性ホルモンの知識が不可欠

皆さま、こんばんは。
ヘルスケアライターのボディバランススタイリスト 星名弘恵(ほしなひろえ)です。

35歳からの QOL = Quality of life(クオリティ オブ ライフ)「生活の質」「生命の質」に大きく関わり、生きていれば誰しもが通る“更年期“ですが、その時を迎える前に “正しい情報を手に入れる“ ことで、知識がQOL向上のアイテムになるかもしれません。

更年期は、思春期と同じように誰でも通るライフステージの名称。「私、更年期なんてないから!」という人が稀にいますが、それは、そもそも女性ホルモンのことを理解していないということになります。私も過去はそうでした。女性であっても自分のカラダのことをまだまだ知らない、誰も教えてくれないのが“更年期“なのです。

海外では “the change of life“ と前向きに捉えられているのをご存知でしょうか。日本でも早急に、更年期= the change of life と理解が深まることを願っています。

2020年2月に実施された、ある調査の閉経年齢は、早い人で39歳/遅い人で63歳でした。閉経の仕方は三者三様。個人差がとても大きく現れています。

○こちらもご覧ください。
前回の記事(知っているようで知らない女性ホルモンクイズをやってみよう!)▶︎ こちら

生物学的には、日本人の閉経の平均は50.5歳、女性の更年期はおおよそ45〜55歳です。閉経前後5年間の合計10年を更年期といいます。そして1年間、月経が来なくなったら閉経を迎えたという定義になります。

女性ホルモンというと “子宮“ をイメージされる人が多いと思いますが、分泌しているのは “卵巣“ です。

更年期のメカニズムは、35歳過ぎたころから卵巣からの女性ホルモンが低下し始めて、45歳くらいからジェットコースターのように急降下。若いとき同様、女性ホルモンを分泌させようとして、脳の視床下部から性腺刺激放出ホルモンが過剰に分泌されます。卵巣からの女性ホルモンの低下と、司令塔である脳の視床下部がパニックを起こすことで、自律神経失調症のような200-300種類の心身の不調が、この時期約9割の人に起こっています。

自律神経は、自分ではコントロール出来ませんが、更年期症状は運動療法やホルモン補充療法、漢方などで対処することができます。

運動でしたらお勧めなのは今や20代の4人に1人・40代の2人に1人が経験している尿もれの予防のエクササイズ。このエクササイズは、下腹ぽっこり予防や美尻、美脚効果も。ぜひ、「骨盤底筋トレーニング」などの検索をしてエクササイズを試してみてましょう。

とは言っても、ホルモンの波には抗えない時もあるでしょう。そんな時は、我慢をしたり、気を紛らわすことを行うのではなく、信頼のおける女性ホルモンに詳しい婦人科(男性は泌尿器科やメンズクリニック)への受診をお勧めいたします。

更年期は、環境やマインドとも深く関係しているので、日頃から運動習慣を心がけたり、楽しい仲間との時間や、前向きな思考転換も効果的です。

投稿者プロフィール

星名弘恵
星名弘恵FUTURESTYLE代表
HiROE☺︎ / カラダの歪みを整えて元気に楽しく生きていく/メノポーズ×骨盤とウォーキング / 健康的で美しい女性の“カラダと心づくり“/ 11万人の指導実績 / FUTURESTYLE代表
(https://linktr.ee/hiroe.hoshina)
パラレルキャリア専門エール通信

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