ヘルスケア部門女性ホルモンライターの星名弘恵(ほしなひろえ)です。
2020年は女性の2人に1人が50歳以上の時代。私もまもなくその一人です。年齢とともになんだか心身の不調が増えてきた!なんてことはありませんか。
笑顔で働き続けるためには“ちょっとしたコツ“が必要です。そのひとつに女性の一生に大きく関係する「女性ホルモン」。生きていれば、女性であれば必ず通る「女性ホルモンの波乗り」についてです。
〈一生のうちに大きく変化する女性ホルモンの“3つの波“〉
①月経
個人差がありますが、日本女性の平均初潮は12.4歳。妊娠しなければほぼ毎月、月経が訪れます。その月経、昔は一生のうち50回でした。現代は妊娠する回数が減り、なんと500回!
②妊娠
妊娠中は女性ホルモンが約1000倍に!そして、出産とともに女性ホルモンは一度ほぼ0にまでなります。その後、徐々にまた安定して分泌されます。しかし、場合によっては、ストレスや加齢により女性ホルモンが安定して分泌しなくなることも。
③更年期
日本人の閉経は50.5歳。閉経前後5年間の合計10年間。個人差はありますが、おおよそ45歳から55歳の時期を指します。稀に「私、更年期なんてない!」というかたがいらっしゃいますが、症状に個人差はあるものの生きていれば100%の人が通るのが更年期です。そして、必ず終わりがあるのも更年期です。
ライフステージごとに来る大きな波や、毎月の波をうまく波乗りをしていくには
○正しい知識
○めぐりを良くする運動
○質の良い睡眠
○バランスの摂れたお食事
特に、女性の更年期(おおよそ45歳〜55歳)の時期は
▶︎子ども:お子さんがいらっしゃるかたは、お子さんが反抗期や巣立つ時期だったり、遅く出産されたかたは未就学児を育てている手のかかる時期かもしれません。
▶︎親:親御さんがご健在のかたは、介護が始まってくる時期かもしれません。
▶︎仕事:お仕事では責任のある立場を任せられたりと、大きな波から小さな波まで乗りこなさなくてはならない時期かもしれません。
いかがでしょう。
両手、両足に、子育て・介護・仕事・地域活動や家事と抱えながらサーフィンをしている姿が目に浮かびませんか。
この時期、元気であればなんの問題もないのですが、女性ホルモンのダイナミックな波が訪れ、「ご自身のカラダが本調子ではない。」ということにならないように、その時を迎える前に“対策ケア“をしていくことが大事になってきます。
ある調査では、更年期世代の約9割の女性がなんらかの不調を抱える更年期症状を感じ、そのうちの4割が日常生活がままならない更年期障害になるというデータもあります。
人生100年時代。だからこそ、前向きな人生デザインを今から始めて、自分らしく楽しく過ごすための準備をしていきましょう。
投稿者プロフィール
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HiROE☺︎ / カラダの歪みを整えて元気に楽しく生きていく/メノポーズ×骨盤とウォーキング / 健康的で美しい女性の“カラダと心づくり“/ 11万人の指導実績 / FUTURESTYLE代表
(https://linktr.ee/hiroe.hoshina)
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