楽しく自然な英語耳の育て方

教養部門　英語ライターのディーナ美由起です。
今月から【本当に話せる英語のコツ】をお届けしていきますね。

話せる英語への最初の扉、それは「赤ちゃんみたいに英語を聞く！」です。

英語を話せるようになりたい！
そう願う人は、焦りがあるせいか中学英語の学び直しをしたり、英会話スクールへ依存したりすることがよくありますね。｢学生時代にちゃんと勉強しなかったから｣などと自分を責めたり。でもそれは全くの回り道だと私は考えています。

学校教育の方法では効果が上がらなかった。けれどもう一度やれば効果が出るのでしょうか？私たちが受けてきた英語教育は

• 受け身であり、自分で内容を選べない
• 読み書き中心の評価
• リスニングは少しだけ
• 話す時間はほとんどない

これは言葉を覚えるステップから大きくかけ離れていてとても不自然なのです。

赤ちゃんが言葉を覚える順番にするのが最も自然で最も無駄がないのですね。自然界では無駄はなく、要らないものは削ぎ落とされて行きますよね。日本にいて英語を話すという部分はどうしたって不自然なのですが、その矛盾を乗り越えてでも英語を話したいのだとしたら目指すはやはり【赤ちゃんの方法を真似ること】なのです。

よく観察すると、赤ちゃんはいきなり文字を習ったりしません。書く練習もしません。話すこともまず出来ません。やっているのはただ聞くことだけ！しかも、聞きたくないことはシャットダウンしているし、泣いて拒否することもある。心地の良い、家族の言葉をたくさん浴びているのです

そんな赤ちゃんから学べることは

☆好きなことだけを英語で
☆たくさん浴びるように聞くこと

これだけです(o^^o)

好きなことは、なんでもいいのです。映画のワンシーン、大好きな洋楽、手芸やお料理、ペット、憧れの生活などついつい観てしまう動画を探してみてください。そしてそれを浴びるように何百回と観る。目指すは赤ちゃんです。決して字幕を読んだり、辞書を使ったりしないでくださいね！

ひと月後、どうなっているか楽しみですね。来月はその次のステップをご紹介します来月を楽しみに赤ちゃんのように英語を浴びてみてください！！