自分を生かして働いていますか?

キャリア部門 パラレルキャリアライターの若林有美です。
突然ですが、はじめて社会に出た時、みなさんはどんなお気持ちでしたか?

私は学生の頃、社会に出るのはすごく大変で怖いことだと思っていました。
まわりの大人は「世の中そんなに甘くない」という。慎重に準備して、努力して努力して、 努力はいくらしても足らないから、努力しつづけて。 楽しいことなど1つもなくて、ただひたすらに苦しいことに耐える。 働くとはそれが一生つづくことなんだと。

新卒で入った会社で言われたのは 「誰もお前のことなど見ていない」 返事は短く、軍隊のように。求められていることを従順にこなすまで。 それでも、誰かの役に立てているなら、それでいいと思っていました。 正直、20代の頃には戻りたくないです。

けれど、ある時、ふとしたきっかけから 会社の外の世界に目を向けることになり そこに自分が思っていた以上の生き方、働き方があることを知りました。 はじめは「こんなに楽しくていいんだろうか?」と思うくらい自分の好きなことを通して、活動することができました。 やっていて楽しいことなので、どれだけ時間をかけても「もっとやりたい!」と思えたし疲れることもありませんでした。

世の中には会社と家の往復だけで日々を過ごしている方がどれだけいるのでしょう?私も以前はずっとそうやって生活してきました。 もちろん、会社でも生き生き仕事されている方がいるのも事実です。

一方で、例えいまは会社でそこまでのびのびできていないという方も、会社以外で働くことやその他の活動を通して輝けるはずです。 もし今、私が20代の自分に対して言えることがあるならこう助言します。 自分の感覚を生かして活動すること。 ただし、そこでむやみに評価を求めないこと。 自分で決めたことは責任を持ってやり通すこと。

失敗しても、そこから学ぶこと。

本当の失敗などないと知ること。

自分で考える力を奪わないこと。

自分の力で道はひらけると信じること。

命をすり減らすことが、働くことではない。

命を吹き込むことが仕事だと。

今すぐに副業ができなくても、何か具体的な活動ができなくても小さなことでもいいから、自分を表現できる何かに打ち込むことはできます。 仕事とは関係ない興味のある本を読むのでもいいし、趣味で何かをつくるのでもいい。

自分を生かせる方、100%自分を表現して働いている方、そういう方が増えることを切に願っています。

投稿者プロフィール

若林有美
若林有美ランナーのためのライター&ヨガインストラクター
『好き』を力に『挑戦』あるのみ!
会社員 編集歴8年目
趣味のフルマラソンで自己ベストタイム更新のため日々精進しながら、ランナー目線で普通の市民ランナー1人1人のランニングヒストリーに寄り添った記事を執筆。コロナで各地の大会が次々中止になる現在は、ラン仲間と協力して小規模イベントを企画・運営。
1986年8月生まれ/三重県出身/ヨガ歴5年
この春、RYT200 ヨガインストラクター資格取得。
ランナーのためのランニングパフォーマンスを高めるヨガレッスンも7月からスタート!
故郷である三重県初となるフルマラソンの大会『みえ松阪マラソン』PRランナーとしても、絶賛大会を盛り上げ中
パラレルキャリア専門エール通信

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