キャリア部門子育てライターの大久保綾乃です。
先日、とある記事にて夫婦関係においてこれまでは自分が行動すること=内助の功だと思って、私がなんとかしなきゃ(しっかりしなきゃ、稼がなきゃ)と頑張ってきたことが、夫を頼りないしっかりしない男、稼げない男にしていたことに気がついたとありました。
私はシングルマザーなので、記事はさらっと斜め読みだったのになんとなく記憶に残っていたのか、仕事のなかで夫婦に限らず支援するとはこういうことかと気が付きましたのでシェアさせていただきます。
先日、教員向け研修をした時のことです。
これまで何度も学校内で教員向け研修をしてきました。
学校に配備されたICT機器の使い方紹介で、内容は大きく変わりはないのですが、今回は実際使用している先生方の活用の紹介から、活用によるねらう効果と子どもの状態変化など、活用シーン、子どもの変化が浮かぶように研修させていただきました。
この研修終わりには、時間外に関わらず先生方が質問の列を作ってくださり大盛況でした。
あまりに気分が良かったので、夕食時に子どもに話しました。
…あれ?ちっとも盛り上がりません。
子どもは聴く姿勢ではないから仕方がない、でも、気分良く話したいーーーと思い、コーチングの手法を教え(笑)
「この通りにだけ発言してもらえる?」
と頼みました。
すると、私が気分良く話せただけでなく、あの時何が起こっていたか振り返ると、主体が自分には無く、先生がやりたい授業、力をつける子どものことだけを想像しながら、話をしていました。
恥ずかしながら、はじめての経験です。
でも、それが良かったので先生が列を作るというすごいことが起こったのではないかと思います。
息子の下手くそコーチングでも、こんなに効果があるとは…支援者として、支援され輝く人がもっと増えるよう、もっとコーチングを活用していきたいと帯を締め直しました。
パラレルキャリアの皆さまが、家庭でも仕事でもさらに輝いていけるよう、支援させていただきたいです。
投稿者プロフィール
-
人生100年時代×コロナ×AI台頭で不確実性の高まる社会を、しなやかにたくましく生き抜く力をつけて社会に出てくる若者を一人でも多く増やしたい。
主にキャリア教育士とパソコンの先生として小中学校の現場に関わってきた経験を活かし、苦手に挑戦する、探求したくなる自分だけの課題発見をすることを個別支援している。
1976年6月生まれ/青森県出身/
東京都板橋区在住
キャリアコンサルタント×キャリア教育士×小中高生専門コーチ
最新の投稿
- スキルアップコラム2020年12月28日事件は会議室で起きているんじゃない、 現場で起きているんだ
- スキルアップコラム2020年9月8日支援するということ
- スキルアップコラム2020年8月8日失敗という言葉のとらえ方
- スキルアップコラム2020年7月8日子供が夢を持つのを止める言葉に気がついた話