ファッションとは「価値観の表現」

ファッションライターの瀬島京子です。

最近コーチングやNLPの講師の方と情報交換することが多いのですが、ファッションもまさに個人の「価値観」が重要だと改めて感じました。

ファッションとはいわばその人の「価値観の表現」であり、自分の軸が揃うと心地よい装いになるのです。

【モデリングで自分の価値観を探る】

私は自分のセミナーや研修でよく「マイスタイル」や「自分の好きを掘り下げる」という話をしています。

そこで私が取り入れているワークショップのひとつに「好きな同性人物を3人挙げる」というのがあります。

有名人でも身近にいる家族や友人でも構いません。

さらにその人のどこが好きなのか、具体的にキーワードを書きだします。

そうすると、その方の美意識や何を大事にしているかの価値観がかなり如実に現れます。

「しなやかな女性らしさ」「知的だけど堅すぎない」「いつでも自然体」「素敵な年の重ね方」例えば「清潔感」「信頼感」を大事にしている人が、露出度が高くボディコンシャスなミニワンピースを着るでしょうか。

それを着ていたとしても、きっと自分らしくないと感じるでしょうし、人から見てもそうでしょう。

逆に、「女性らしさ」「美しさ」「挑戦」を大事にしている人ならば、そういうファッションをするかもしれません。

ファッションに全く無頓着な人は?その人は「見た目よりも中身が大事」と思っているのかもしれません。

つまり、意識的にせよ、無意識にせよ、常日頃からファッションを通じて自分の価値観を表現しているのです。

【自分を知るのは大事なこと】

「何を着ていいかわからない」
「自分の好きがわからない」
「とりあえずスーツ着たらいい」

これは思考停止の状態です。

カウンセリングやキャリア相談の一環で活用される「価値観カード」や、自分の強みを探る「ストレングスファインダー」など。

やはり「自分を知る」ということは永遠のテーマであり、自分のことほど案外わかっていないということでもあります。

ファッションが「自分らしい」「しっくりくる」という感覚は、いわば自分の価値観とぴったり合っている状態。

自分の軸が揃うと安定しますし、人から見ても「◯◯さんらしい!」と非常に自然に感じられるのです。

【ファッションとは流行ではなく自己表現】

ファッションに苦手意識がある方は、「ファッションは流行だ」と思っているのでは?

コロコロ変わるトレンドについていけない。
オシャレに見せないといけない。


最も大事なのは自分の価値観に合う装いかどうか。
センスアップはいわばテクニックで、その後です。

ファッションは自己表現だ!と思えばきっと色んな可能性があるはず。
ぜひ自分らしさを表現してみてください。

投稿者プロフィール

瀬島京子
瀬島京子ビスポークイメージコンサルタント/Sartor代表
オーダーメイド
ファッションコンサルタント
Sartor代表

1万人以上ビジネスパーソンを見た元秘書が見た目で損をしている人に伝えたい自分らしく輝くあなただけのオンリーワンスタイルを創ります
(https://note.com/sartor)
パラレルキャリア専門エール通信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です