ビジネス部門 広報ライターの植竹希です。
今日のテーマは「広報に向く人」。
クライアント(法人)からよく聞かれるのが
「当社にはPR向きの人がいない…」
「〇〇さんはPR広報の仕事ができると思いますか?」
という広報担当者選びに関すること。
深堀りすればするほど
・抜群なコミニケーション能力がある
・華やかなタイプ(何だったら美女)
そういう人でなければ務まらないと考えていることが伝わってきます。
確かに、華やかで大規模な記者会見・イベントも広報の範疇。
誰もが知る新聞、テレビ局のカメラクルーが何台もやってくれば、
露出回数もバンバン増える!!
とはいえ、新聞、テレビに取り上げられても翌月には、すっかり忘れられるのが世の常。
このような打ち上げ花火的な「流れる情報」は、広報業界では今注目されていません。
前回、広報は「資産づくり」であるとお話ししましたが、
昨今「流れる情報」より「貯める情報」の方が俄然脚光をあびています。
(もちろんどちらも大切なんですけどね)
貯める情報とは、主にはネット上の情報。
ネット上で情報が蓄積されていくと検索に引っかかったり、SNSでタグ付けされるなどして、そこからスムーズにアクセスされる導線に。
さらに、ネットメディアにアーカイブが残ることで、長いときには10年以上も導線として働いてくれます。
だから「広報に向く人」とは、
華やかさがある人でも
コニュニケーションスキルの高い人でもなく、
メディアに取り上げられるための活動を
「コツコツ継続できる人」。
そのことで、大中小たがわず沢山メディアに取り上げられ「結果を残せる人」と私は考えます。
ところで皆さん、日々の発信と内容はどうですか?
見られていないと思ったら大間違い。
あなたも、誰かに仕事をお願いしよう、
またはその人に教えてもらおうと思った時、
ネットで検索するでしょう?
最近は誰もが検索します。
あなたが発信している情報は、あなたにきっかけをくれる導線になることも。
実際、私も発信内容と頻度でチャンスを逃したこともあるし、
またピンチを救ってくれた経験もあります。
是非、ご自分の発信の内容や頻度、振り返ってみてくださいね。
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