新型コロナウイルス感染予防も祈願? 夏の神事「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」

いつも、ご覧いただきありがとうございます。
マナーやファッションなどトータルであなたをプロデュースするブンランディングコンサルタントの砂田ちなつです。

夏には欠かせない神事、「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」。この時期には全国の神社で準備が始まっています。
今日は日本の大切な伝統についてご紹介していきます。

私は大好きな祖母に毎回連れられて、夏と年末は必ずこの神事に参加していました。今ではとても良い思い出です。

■夏越の大祓(なごしのおおはらえ)とは?

今年半年の間に溜まった心身の穢(けが)れや罪や過ちを祓い清める神事の事です。全国の多くの神社で年に2回、

  • 6月30日(夏越の大祓)
  • 12月31日(年越しの大祓)

が執り行われます。

■茅の輪くぐり

神殿の前に大きな輪が据え置かれているのをご覧になったことはございますか?これを茅の輪(ちのわ)と呼びます。

茅の輪とは?
夏の家具などにも使われている「アシ」(←「アシ=悪しなので「ヨシ」=良し、とも呼ばれます)で作られていることが多いです。芽(ち)はススキ、ヨシ、アシなど茅葺屋根に使われている素材とご説明するとピン!来る方も多いのではないでしょうか。

この芽を輪の形に束ねて作ったのが茅の輪です。半年の穢れを祓い、そしてこの後の半年間の無病息災を願ってこの輪をくぐることを「茅の輪くぐり」といいます。

【参拝の方法】
① 一礼してから茅の輪を「左回り」でくぐる。
② 再び一礼してから茅の輪を「右回り」でくぐる。
③ また、一礼して「左回り」
④ 最後に一礼して、茅の輪をくぐって神前へ進み参拝します。

動きとしては左右に「8の字」に回ります。

■人形(ひとがた)、形代(かたしろ)とは

大祓では「人形、形代」と呼ばれる人の形に切り抜いた白い紙が用意されています。
これに、名前・年齢を書いて その人形で身体をなでてから息を吹きかけます。これは、自分の罪や穢れを人形に移してその人形を海や川に流したり炊き上げたりすることで、自分の代わりに清めてもらえます。
ほとんどの場合は人形の隣に納める箱などが用意されているのでここにお納めします。そして、後にまとめてご祈祷やお焚き上げをしてくださいます。

多くの神社で自由に参加できますので、今年はぜひお出かけされてはいかがでしょうか。茅の輪はほとんどの神社では6月30日前後の日程で境内に据え置かれていることが多いです。

※本日の動画は「アユの塩焼きのいただき方」の動画をご用意しました。

(※動画再生はオンラインサロンへ)

投稿者プロフィール

砂田ちなつ
砂田ちなつAtelier Juillet 代表
◆女性をファッション、マナー、メイク、立ち居振る舞い、プロフ写真撮影からマインド設定まで“砂田ちなつ流 オールインワンブランディング”でサポートし、『なりたい』自分にブラッシュアップできるサロンオーナー
◆趣味は旅行で、18か国 52都市を今までに訪問
◆フランス、イタリアなどの大使公邸でのパーティーやお茶会へも毎年参加
◆戦略的SNSブランディンディングの専門家
 集客を不要にする継続サポート納品中
◆エールプロジェクトbyパラレルキャリア推進委員会
 ライター「グローバルマナー部門」担当
(https://www.a-juillet.com/)
パラレルキャリア専門エール通信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です