グローバルマナーライターの砂田ちなつです。
新型コロナウイルス感染予防のために、お仕事がテレワークへと移行している方も多いのではないかと思います。会社に出社してと、自宅でオンライン上だと働き方も変化しているのではないでしょうか。
そこで、今日は気を付けたいデジタルマナーについてポイント別にお話をしていきます。
●メッセージツールを使っての仕事相手との連絡で気を付けたい点。
(あいさつ文)
最近ではFacebookのMessengerやLINEで直接、取引先の方との連絡に使っている方も増えてきました。Eメールよりも手軽ということもあり、文章もラフになりがちです。
一番気を付けておきたいのは文頭のあいさつ。
時々「おつかれさまです!」から始まることがあるのですが、この言葉は社内や仲間内で使う言葉なので控えた方が良いですね。かと言って「いつもお世話になりありがとうございます」という言葉をつかうと堅苦しくなる。。。そんなお相手の場合は日常のあいさつ文を入れます。
・おはようございます!
・こんにちは!
・こんばんは!
この一言が冒頭にあるだけでとても気持ちが晴れやかになりませんか。
文章だとそっけなくなりがちなので、文章に合わせて時々、感嘆符「!」や絵文字も活用されると文章も柔らかく伝えられます。
デジタルのツールを使ってはいますが、読み手は生身の人間です。決して機械ではないので文章も温かみがあり気持ちがこもった内容や言葉を添えると、その後のコミュニケーションも円滑になりますし、好感度も増して印章アップにつながります。
(返信は24時間以内に)
メッセージなどが集中してしまい、返信し忘れることもあるかと思いますがビジネスにおいて、これは致命的です。あなたに対して何かしらの要件があってコンタクトを取っていらっしゃるので返信は早い方が良いです。内容に関しても、読んでそのまま返信するほどのことは無いと思っていてもあなたがその内容に対して理解したか・確認したかは相手に伝えた方が双方安心です。
また、既読スルーは避けましょう。
(使用する時間を決める)
電話やパソコンのEメールが中心だった頃は連絡をする時間も考えていました。
しかしながら、デジタルツールは365日 24時間、直接相手に連絡ができてとても便利です。そうすると、時間や時期を忘れてしまいがちで四六時中 仕事モードになっていると知らず知らずに疲れも溜まっています。パソコンの画面やスマホの画面を見ているだけで体を動かしていなくても思った以上に体には負担が掛かってきています。疲れが蓄積しないように、ある程度使用時間を決めて休日や家族との団欒時間は使用しないようにするなど独自のルールを決めて体のバランスをとることも忘れないでくださいね。
そして、相手が休暇中だと分かっている時は緊急時でなければ早急な対応を求めるのも控えた方が思いやりのある行動だと思います。
新型コロナウイルスの感染予防をきっかけに、これまでのビジネススタイルが変化しつつあることは皆さまも実感されていることでしょう。
これからは、新しい時代に合ったマナーが求められて行くことと思っております。
私も今後 自身の体験などを通して時代に沿ったマナーをお伝えできればと思っています。
※本日は「日本茶のいただき方」の特典動画をご用意いたしました。
投稿者プロフィール
-
◆女性をファッション、マナー、メイク、立ち居振る舞い、プロフ写真撮影からマインド設定まで“砂田ちなつ流 オールインワンブランディング”でサポートし、『なりたい』自分にブラッシュアップできるサロンオーナー
◆趣味は旅行で、18か国 52都市を今までに訪問
◆フランス、イタリアなどの大使公邸でのパーティーやお茶会へも毎年参加
◆戦略的SNSブランディンディングの専門家
集客を不要にする継続サポート納品中
◆エールプロジェクトbyパラレルキャリア推進委員会
ライター「グローバルマナー部門」担当
(https://www.a-juillet.com/)
最新の投稿
- スキルアップコラム2022年7月1日本来のマナーを知ることで人間関係やビジネスに活かせる思考①「プロトコール」
- スキルアップコラム2022年6月3日日本茶でおもてなしをするときのポイント
- スキルアップコラム2022年5月4日紅茶でおもてなしする時のポイント
- コラムニストインタビュー2022年4月30日インタビュー企画<第1回>_砂田ちなつさん