SNSやブログ・HPで記事を読みきってもらうためのコツ

[SELF-PRODUCED]一目置かれる表現力

 読者にとって最後まで読みたい、という状態になる為には、「記事からの離脱を防ぐ」ことが大切です。次の3つのポイントを押さえて文章を作ってみてください。

①ターゲットとテーマを決める
 文章を届けたい相手によって、選ぶべき言葉や表現が変わります。つい全方位に向けて響く内容を書きたくなりますが、そうするとかえって、誰にも伝わらない内容になってしまいます。まずは「誰に」「何を」伝えたいのかを決め、見える場所に書き出しておきましょう。

②3分割で構成をつくる
 序章(リード)、内容を詳しく伝える本文、締め部分でそれぞれ数行のトピックを連ねた構成を作ります。ここで重要なのは、「その内容は、読者が必要な情報であるのか」です。発信側が伝えたいことではなく、読む側にとって有益な情報になっているか確認をしてください。

③内容を冷ましてから、推敲する
 原稿を書いたばかりのタイミングでは、気持ちが高ぶっているので冷静に内容を見返すことが難しくなります。可能であれば、1日、難しくてもしばらく置いてから、記事を読み直してください。

 その文章は冷静な気持ちで読んだ人に、正しい内容が伝わりますか?専門用語や難しい言葉は、十分に補足がされているでしょうか。「こんなことは知っているだろう」という常識は、狭い世界での共通認識であることが多いものです。


株式会社story’s base CEO
小松田 久美
セブ島にある日系企業の広報・PR代行をおこなう。朝日新聞、KADOKAWA、日経BP社等と協業。雑誌等の取材300名以上、約150社のPRに携わる。出版プロデュースした書籍はAmazon2位、3日で増刷。


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