マインドライター永嶋泰子です。
いよいよ、3月になりました。
人事異動や子どもの卒業入学の準備、あたらしい職場など「おわりとはじまり」を意識する時期ですね。
人生の転機をむかえている、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
さて、今回は【転機を上手にのりこえる方法】についてお伝えいたしますね。
人生の転機を研究し、キャリアについても多くの理論を提唱した、臨床心理学者のウィリアムブリッジズ。
彼は転機について、以下3ステップで説明しています。
終焉→中立→開始。
開始(はじまり)のまえに終焉(おわり)がある。
なんだか、不思議ではありませんか??
実は、これが転機を上手に乗り切るために、重要となる考え方なのです。
わかりやすく、具体的にたとえてみましょう。
〇出産は妊娠のおわり
〇結婚は独身のおわり
〇成人は子ども時代のおわり
つまり、転機となるはじまりの前にはおわりがあるということです。
多くの人は、開始(はじまり)だけに意識を集中します。
ですが、それだけではなく、
何がおわったのか?
何をおわらせるのか?
の問いに、丁寧に向きうことが大切なのです。
向きあわないまま、あたらしいものを手に入れて失敗した例は、古今東西あるものです。
これは私の話ですが、5年前に子どもを亡くし、人生のどん底を感じたことがありました。
けれども、しっかりとその事実を受け止めた結果、「私は私の人生を生ききるんだ」とあたらしい価値観を手に入れたのでした。
そして、いまでは自分でビジネスを構築し、【たのしみながらあきらめない方法】をはじめ、自分らしく正直に生きる方法をお伝えすることができています。
皆さんもおわりについて、丁寧に向きあう時間をつくってくださいね。
その先には、輝かしいはじまりが待っていますよ。
<参考文献>
『武器になる哲学』山口周(KADOKAWA)
投稿者プロフィール
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【はたらく美学道】リクルートグループ人事→独立 。現在、はたらく美学道をコンセプトに子育て世代の個人セッション開催中。2014年末、長女を亡くすどん底も。
#天使ママ#子育て#働き方#情報発信
(https://ameblo.jp/moharinayasuko/)
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