自分らしい「カラー」を身につけよう

ファッションライターの、瀬島京子です。

今日の記事では、ファッションにおける色の力についてお伝えします。

　

皆さんは色の力を、意識的・効果的に、使いこなしていますか？

色にはそれぞれ、人の気持ちや心理にそれぞれ異なる印象を与える力があります。

たとえば踏切の遮断機は黄色と黒で構成されていますが、この色の組み合わせを見ると自然と「注意しなくては！」と感じるのではないでしょうか。

このように知識としては詳しく学んでいなくても、きっと皆さんもなんとなく、感覚的には知っているはずです。

一つずつの色には、相手にこのような心理的な影響を与える力があります。

　

●明るく元気な印象を与えたい時は、イエロー

●女性的で可愛い印象を与えたい時は、ピンク

●爽やかで知的な印象を与えたい時は、ブルー

それぞれの色ごとに連想されるイメージもあり、以下はその一例です。

　

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●白 → 潔白、清楚、清潔

●黒 → 暗黒、厳粛、高級

●赤 → 情熱、強烈、革命

●ピンク→ 温情、幸福、愛、女性的

●黄 → 光明、明快、活発

●緑 → 平和、希望、安全、新鮮

●水色 → 沈静、爽快、清涼

●青 → 知性、悠久、清澄

●紫 → 高貴、優雅

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好きな色を着ることも大切ですが、戦略的に色のイメージを利用できると、さらにファッションの幅が広がります。

「どんなイメージで見られたいか？」で、色を選んでみてください。

　

特に、初めて会う人に与える第一印象が、大きく変わります。

洋服はつい無難な色ばかり選んでしまう…という方は、小物で取り入れるのがオススメです。

洋服はベーシックカラーでも、スカーフ、ストール、バッグ、ベルト、シューズなどで挿し色を。

今の季節であれば、黒や茶色のバッグに春色のスカーフを巻くだけでも、全く違った印象になります。

季節の色を取り入れると、それだけで女性らしさが際立ちます。

　

お仕事柄、スーツやジャケット・制服など決まった装いしかできない場合にはワンポイントで色を取り入れてみてください。

女性は男性に比べて、ファッションに使える色がずっと豊富です。

加えて、春は1年中で最もカラーバリエーションに溢れた季節。

ファッションに色の力をうまく取り入れて、オシャレに楽しく過ごしましょう。