時短勤務の前に「絶対にやっておくべき」2つのこと

キャリアライターのすぎうらゆきえです。
前回から引き続き、時短勤務にまつわる記事となります。

時短勤務のデメリット 制度を使う前に考えていますか?

今回は、私が2度の復職・時短勤務の経験から実感した
「制度利用の前にやっておくべきこと」
を、当時の反省や後悔もふんだんに交えながらお伝えします。

《その①》
=時短勤務すること&自分の本音を周りに伝える=

当たり前のようですが、これは本当に大切です。

誰にも相談なしに時短勤務を決めてしまうと、「早く帰れるのだから、家のことは私がやらなくては」と、家事も育児もすべて1人で引き受けてしまいがちになるからです。

オススメは、時短勤務をしようと思うのだけど…、と早い段階でまずはご主人に伝えること。
そうすることで、出産後の家事・育児を二人の事として話し合うことができるようになります。

さらには女性は悩みを抱え込みがちなため、「もっとキャリアを積みたい」という本音があったとしても「時短だから無理だ」と気持ちを押し殺してしまうこともあります。
ここで、事前にコミュニケーションを取っていない場合、ご主人や同僚、上司は、そんなあなたの本音を知ることはありません。

あらかじめ「時短を取得した後は、キャリアを積んで活躍していきたい」と言葉にしておくと、その後のサポートを受けやすくなります。

悩みや葛藤だけでなく、時には涙したい気持ちにかられることもあるはずです。
それを吐き出す場所が無いのはとてもツライですよね。
子どものために時短勤務はしたいし、しなくてはならない時もあります。

でも同時に、自分のためのキャリア形成もしていきたいという本音を抱えているのだとしたら、どちらの本音も、どうか自信をもって信頼できる人に伝えてください。

《その②》
=求めることを見極める=

例えば、ご主人やパートナーに家事育児で何をしてほしいですか?
または、ご友人にしてほしいことはありますか?

私の場合は下記の2点です。
主人には、「家事をするよりも育児をしてほしい」ですし、友人には、「ひたすら良いところを褒めちぎってほしい」と思っています。
当然ですが、人によって求めるものは違います。

励ましてほしい人もいれば、何よりも共感してほしい人もいます。
そんなに言葉はいらないから、スキンシップや何も言わずハグしてほしい人もいるでしょう。

ただ、すべてに共通することがあります。
求めていないことをされた時に、嬉しいけど少し違和感を感じてしまった経験を持つ人もいるのではないでしょうか?

この気持ちのズレが積もり積もると、「理解されていない。分かってくれない」と不満に転換されてしまいます。

ご自分が何を求めているのか、何をされたら心が落ち着くのか、まずは具体的な言葉にしてみましょう。
自分自身が満たされるポイントについて、一度、掘り下げてみることをオススメします。

いかがでしたでしょうか?

私の主観も大いに含まれていますが、女性が1人だけで抱えこまず、パートナーや周囲と正直なコミュニケーションを取ることこそが、私の経験と後悔から学んだ、時短勤務時にやっておくべき事のシンプルな答えです。
時短勤務だからといって、欲を出していけない訳ではありません。

欲張りな自分に正直になった時、あなたの新しい魅力が発揮されるのだと思います。

投稿者プロフィール

杉浦雪絵
杉浦雪絵タヒチアンダンスインストラクター
《ママだからこそ自分らしく!夢もキャリアも欲張って幸せ♡》
子育て×キャリアコーチング
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愛知.全国/5歳2歳0歳 3児ママ
実は元マッチョ♡ママバラ公式アンバサダー
(https://ameblo.jp/yukibee14/)
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