キャリアライター小川佑子です。
長男の産休&育休を山梨県、育休復帰を横浜市で、次男育休&復帰を練馬区で経験!
3つの行政区での子育て経験、2回の育休復帰や、育休復帰直後のパラレルキャリアスタートがどなたかのご参考になればと思っております。
さて、パラレルキャリアを考えるきっかけのひとつに「育休中」があるのではないかと思います。
私も例にもれず、次男育休中に受講した「子育て講座」で、講座を受け持っていた講師さんが起業ママだったことから、遠くにあった「起業」が急に身近に感じられるようになりました。
その後ご縁があって次男育休復帰後の昨年1月より、『親子イベントを招致』することで、イベンターとして資格などは取らずに、パラレルキャリアをスタートさせることができました。
この記事を読んでくださっている方の中で、今回はじめて育休復帰をする方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私が取り組んできた育休復帰あれこれを、参考までにご紹介していきます。
─ 育休前に備えること ─
その1【病児保育を確保しよう】
私は第一子が1歳2ヶ月の時に職場へ復帰しました。
「徐々に仕事に慣れつつ、早く仕事を覚えるぞ!」
と、意欲満々でいたはずだったのに・・・
なんと復帰して3日目に、長男の風邪が悪化して入院する事態に!
大変申し訳ない気持ちで1週間の休暇を会社に報告すると、
「復帰直後はそんなもんよ」
と言ってもらえました。
自分に小さな子どもがいない内は気がつきませんでしたが、育休復帰者チームに入ると、「復帰1-2週目に子どもの体調不良で会社を休む」ケースが確かに多いのです。
体感統計では70%くらいでしょうか。
私自身も職場にて、育休復帰者を集めたチームリーダーをした経験から、【復帰後半年は、出勤状況が安定しない】のは、我が家だけでなく良くある事例だと体感しました。
職場側に理解があったとはいえ、そんなに頻繁にお休みするのは申し訳ないですし、「働き続けることについて」罪悪感を感じてしまうこともありました。
そんな時こそ、『病児保育』の出番です!
長男の育休復帰直後は、私も
「子どもの具合が悪いのに、母親が側にいられないまま働く罪悪感」
を感じ、病児保育の利用を躊躇していました。
しかし、長男が1歳9ヶ月のときに、どうしても自分で担当しておきたいプロジェクトがあり病児保育を利用してみたところ。。。
こんな、便利な制度使わないなんて勿体なかったー
と、つくづく思ったのです。
薬剤師である私から見た3つの病児保育活用メリットはこちらです。
メリット①
家では出来ない医療行為サービスを受けられる!
例えば、「小まめな鼻吸引」
子どもが小さいうちは、風邪などで鼻が詰まっていると辛そうですよね。
我が家でも簡易的な鼻吸引器を持っていますが、看護師さんほど上手には出来ません。
また、病状によっては呼吸の状態や肺の音を確認して、「吸入」や「酸素吸入」もしてもらえます。
喘息もちの子などは熱が出てしまうと発作が出やすく心配ですが、これらの対応をしてもらえると分かっていれば、お母さんは安心できるのではないでしょうか。
多くの病児保育では、1日に1回医師による回診があり、急変への対応もしていただけます。
メリットその②
昼寝をしてくれる!
家でママが看病をしていると、
- 病気のときは活動量も少ない
- ママといられるのが嬉しくて興奮してしまう
等の理由で、昼寝をしてくれない場合も多いのですが・・
病児保育ではお昼寝の時間がとられているため、お友だち効果でしっかり昼寝をしてくれます。
メリットその③
保育園よりも、子ども一人辺りの保育士さんの人数が多い!
病児保育園では、子ども3人あたり1人の保育士さんが在籍することが厚生労働省によって定められています。
そのため保育園よりも、病児保育の保育士さんの方が『自分専属』で遊んでくれます。
初めは泣いていた子も、お迎えのときには「楽しかった!」と笑顔で帰ってきてくれます。
よほど楽しかったようで、時には元気なのに『病院保育園に行きたい!』とリクエストされたことも!
こんなメリットだらけの病児保育ですが、ひとつ気を付けていただきたいのは、【事前の会員登録制】の場所が多いこと。
初回の予約開始前に
- 事前登録のための予約
- 病児保育に出むいて、登録書類の提出及び面談
が、必要となる場所が多いのです。
仕事復帰してからいざ、平日に有休を取得して病児保育の登録をしに行くのは
心理的にも身体的にもハードルが高いのではないでしょうか?
3-4月は会員登録が混み合うため、可能なら1-2月のうちに病児保育の登録のため
2-3箇所回っておくことをオススメします!
パラレルキャリアにも強い味方の病児保育心のハードルで利用できていない方の
参考になれば幸いです。
投稿者プロフィール
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8ヶ月で400組以上がご参加
楽しみながら賢くなるイベントに2時間参加で、ママは子供の誉めポイントをみつけ、こどもは自己肯定感がむくむく向上するイベントを主催
年中と2才の兄弟のフルタイムワーママ
(https://ameblo.jp/mu-chan0518/)
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