書く作業はたったの○割

皆さま、こんにちは♪

ライティング術担当の吉田和歌子(wacoxxx)です。

めっきり寒くなりましたね。

あったかいものが恋しい季節です。

私は早速

以前から気になっていた

ご近所のラーメン屋さんに

行ってきましたよ。

そこでいただいたのが

「ラーメン・アメリケーヌ」。

私はチャレンジしたいタイプなので、

よくわからないまま

「アメリケーヌ」を選んだのですが笑、

皆さんは

「アメリケーヌ」ってご存知ですか?

このお店、

イメージするラーメン屋さんとは

ちょっと、

いえ、かなり違うんです。

白壁に小さく店名が書かれたシンプルな店構え

店先にたなびくフランス国旗

グレーベースのスタイリッシュな店内

ものが一切置かれていないカウンター

ジャズが流れる大人の空間

知らない人は

まずラーメン屋さんとは思わないでしょう。

と言うのも、

もともとイタリアンシェフをしていたオーナーが

フレンチに挑戦し、

開いたラーメン屋さんなのです。

当然、メニューも小洒落ています。

ラーメンは、

「フィメ・ド・ポアソン~醤油ラーメン~」

「フィメ・ド・ポアソン~塩ラーメン~」

「ラーメン・アメリケーヌ」

の3種類のみ。

この中から一つ選び、

「ラグーライス」

「炙りチーズライス」

のいずれかのライスを合わせます。

私が選んだのは

「ラーメン・アメリケーヌ」と

「炙りチーズライス」。 

ジャズを聴きながら

静かに出来上がりを待っていると

運ばれてきた瞬間から

香ばしさが漂ってきました。

黒い小ぶりの丼に

オレンジ色のスープが際立ちます。

一口すくうと

口いっぱいに濃厚なエビの旨味が広がります。

そう、「アメリケーヌ(ソース)」とは、

フランス料理のソースの一種。

エビの殻を炒めることで、

甲殻類独特の甘味とコクが堪能できる

オレンジ色のソースなのです。

作り方は、

オマール海老の殻と香味野菜を炒め、

フィメ・ド・ポアソン(魚の出汁)を加えて煮詰めます。

漉してエビミソを加え、

再び煮詰め、生クリームで伸ばすとできあがりです。

逸話としては、

かつてアメリカ・シカゴのレストランで

働いたことがあるフランス人シェフが、

あり合わせの材料で作ったオマール海老の料理を

「オマール海老のアメリカ風」(アメリケーヌ)と

言ったことが語源なのだとか。

「ラーメン・アメリケーヌ」を堪能した後は、

残ったスープに

「炙りチーズライス」を入れて

いただくのが、このお店流。 

まるでリゾットのように

スープとチーズが絶妙に絡み合います。

「当店の本来の姿はビストロです」

と言い切るのも納得。

ひとときの贅沢な時間を満喫しました。

と、ここまで読んでくださったあなた。

「アメリケーヌ」について

ざっくりですが、ご理解いただけましたか?

私は「アメリケーヌ」という言葉も

どんなものかも知りませんでした。

それでも、読んでくださる方に

この感動をお伝えしたくて、

「アメリケーヌ」について

調べて、情報を集めるわけですね。

そして、その魅力を

まずは自分が理解する。 

次に読み手が理解しやすいように

背景を見せたり

流れを考えたり

わかりやすい言葉を選んだりして

読みやすい文章を作る。

そんな工程を経て

今日の記事はできています。

文章を書く前に

  1. 情報を収集する
  2. 情報を理解する
  3. 読む人の気持ちを察する

という3つの作業があるのです。

ここで、気づきましたか?

そうなんです。

実のところ、

「書く」作業は

文章作成する全体のうち

たった2割なんです。

「ライティングスキル=書くスキル」

って思ってませんでしたか?

「文章を書くのが苦手」と思っているあなた。

あなたは

「書く」ことが苦手なんでしょうか?

それとも

「情報収集」や「情報整理」が

苦手なんでしょうか?

そこを考えてみると

具体的な課題が見えてくるかもしれませんよ。

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“想い”を“言葉”に

その“言葉”が未来をつくる

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14年間の広告・編集業界を経て

2018年にフリーに。

現役ライターとして活動中。 

1,000人以上を取材してきた【取材力】で

魅力を120%引き出し、

ありありとイメージさせる【文章力】で

心を揺さぶるのが得意。

10,000人以上の添削&修正してきた

【ライティングスキル】を生かし、

個人起業家の

《発信力アップ》をサポートする

ライティング講座を開講。

プライベートでは、

元バックパッカーのマイペース夫と

おじいちゃんのような4歳男児と

悲喜こもごもを共にしている。

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投稿者プロフィール

吉田和歌子
吉田和歌子個人起業家 発信力サポーター
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“想い”を“言葉”に
その“言葉”が未来をつくる
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14年間の広告・編集業界を経て2018年にフリーに。
現役ライターとして活動中。
1,000人以上を取材してきた【取材力】で魅力を120%引き出し、ありありとイメージさせる【文章力】で心を揺さぶるのが得意。
10,000人以上の添削&修正してきた【ライティングスキル】を生かし、
個人起業家の《発信力アップ》をサポートするライティング講座を開講。
プライベートでは、元バックパッカーのマイペース夫とおじいちゃんのような5歳男児と悲喜こもごもを共にしている。
パラレルキャリア専門エール通信

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