お料理ライターの京田佳永子です。
会社のクラブ活動(非公式)で
餃子はしご会を不定期開催しています。
新宿御苑、赤坂、亀戸、恵比寿…
この店でひと皿、あの店でひと皿、そして次のひと皿を求めて
若干迷惑な感じもしますが 人気店に並んでひと晩過ごすのです。
楽しい。
母の得意料理のひとつが焼き餃子で、5年くらい前までは、帰るとよく作ってくれたのですが
ちょっと手間がかかりますね。
老いて、食が細くなってきたこともあり、最近は冷凍品を買ったりしているようです。
ちょっと寂しい。
さて、焼き餃子のつけだれ、みなさんお好みがありますよね。
この話題さえ降れば、初対面の人とも相当盛り上がれます。
ときどき「餃子…嫌いじゃないけど、別に…」とおっしゃる方もいらっしゃるのですが。
私は酸っぱいつけだれです。
お酢をたっぷり、ラー油もしっかり、お醤油はちょっぴりの薄色つけだれ。
子供の頃(=家族の指導)は、お醤油がメインで、お酢をその半分弱。
ラー油は隠し味程度でした。
最近は、お酢に黒胡椒を積もるほど降ったつけだれがちょっと流行っていますね。
本場、中国では?
北京出身の友達、台湾や香港出身の同僚に聞き取りをしたところでは…
そもそも「焼き餃子」はマイナーなようです。
餃子といえば水餃子。
基本、焼き餃子は、水餃子を食べ残した時の「翌日の食べ方」なのだそうです。
水餃子となると当然ながら(?)皮は手作り。
鍋で茹でている最中に、皮が破れてしまうと餃子の具の旨味が流れ出てしまうので、
そういう事故がおこらないよう、自分の手のサイズに合った皮を都度つくる。
破らないためには、厚い皮の必要がありますし、餃子は点心(ごはんのおかずではない)のひとつとして食べるため、
ご飯のない分にも、厚めの皮がふさわしいのだそうです。
実家では、焼き餃子が中心ですが
自分で餃子にするときには、皮からつくって水餃子にしていただくようになりました。
クラブ活動のとき?
東京なので、焼き餃子が中心です。
さて、先週の日曜日。
(以下、オンラインサロン限定公開)