何にフォーカスするかで世界が変わる

子育て部門ライターの下河内優子です。

自粛期間が終わり、通常モードに入った方も
多いと思います。

子育てをしながらのパレレルであれば
ようやく学校に行ってくれると安堵しつつ

その一方で、
お弁当作りであったり、変則的な登校で
あったりまだまだ不安定な状況も
続いているかもしれません。

そんな不安定な時だからこそ、
何にフォーカスするかの重要性について
お話をしたいと思います。

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私は4月から瞑想をしています。

友人からの誘いで、イベント的なものに
参加したことがきっかけでした。

日曜日の昼間のイベントだったため
子供達がそばにいる中での瞑想でした。

初めての瞑想で、慣れないながら
誘導してくださる方の声に耳を傾け
心地よく瞑想を始めました。

窓の外では小鳥がさえずり、
そよ風が部屋を通り、
とても心地よさを感じている中で
ヒソヒソ声が聞こえ始めました。

私が瞑想をするので静かにしてと
頼んだ娘達が、私に気を使いながら
ヒソヒソと話をしている声でした。

私はその声が気になって集中できなくなり
イライラし始めました。

とても瞑想どころではありません。

イライラしながら瞑想を続けているうちに
ふと気づきました。

外の小鳥のさえずりは心地よさを感じ、
わが子のヒソヒソ声は邪魔をされると
感じて私はイライラしている。

声を発するというのは
小鳥も子供も動物としての違いはあれど
行為としては同じこと。

ジャッジして判断しているのは
あくまでも私の心なのだと。

このことに気づいた時に
ありとあらゆるところで同じ現象を
引き起こしていることに気づきました。

職場で自分が忙しい時に周りで
お喋りする同僚の声にイライラした時。

打ち合わせの席でさほど興味のない
議題で盛り上がる人たちを見て
早く終わらないかなと思う時。

自分が本を読んだり勉強している時に
話しかけてくる子供の声に
耳を傾けるのが嫌な時。

相手は私の心の状態は知らないので
自分が良かれと思う行動をとっている。

そこにその日の自分の状態で反応する
私がいるだけ。

このことに気づいた時、
初めて心理学で学んだアルバートエリスの
ABC理論が脳裏によぎりました。

感情は出来事で決まるのではなく
物事の捉え方や価値観によって決まる。

物事をどう見るかは自分次第です。
相手の行動や言動に自分のフィルターを
通して感じている感情がある。

もしイライラしたり、思い通りに行かない時
そこに自分のどんな価値観が働いているのか
自分を見つめることが成長するチャンス。

自分の価値観を自分がわかっている。
これこそが自分軸なのではないかと
この出来事を通して学びました。

自分の感情を通して自分の価値観に
フォーカスするだけで見える世界が
変わってきます。

パラレルで働くには、自分の軸は
しっかり持った上で人と関わることが
お互いのメリットになりますよ。

投稿者プロフィール

下河内優子
下河内優子時短術コンサルタント
自由を手に入れるための時短術や、自分の人生を生きるための講座やイベントを開催。
(https://ameblo.jp/katadukesuki/)
パラレルキャリア専門エール通信

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