「せっせと書いては落ち込む病」を患っていませんか?

ライティング術ライターの吉田和歌子(wacoxxx)です。

皆さん、ステイホームな過ごし方には慣れましたか?

以前よりSNSに触れる機会が増えたり、初めて知るオンラインツールに触れ、家にいながら多くの人や世界と繋がることを改めて感じられたりした方もいらっしゃるでしょう。

ひょっとしたら、読み手としてだけでなく発信する立場になられた方もいらっしゃるかもしれませんね。

そこで今回は、発信する立場(=書き手)になると、いつかは立ちはだかる壁「反応が無い・少ない」を突破するヒントをお伝えします。

 

毎日、記事のネタを考えて、何度も何度も書き直して「よし!これで行こう!」と投稿したものの、いいねもコメントも少ない。

最初のうちは、「それなら次はこうしよう」と試行錯誤しながら前向きに取り組んでいたけれど、手応えが掴めず反応が増えない状況が続くと「どうしたら良いの?」と悩んでしまう。

実は、以前リサーチした「ライティングのお悩み」第1位が「反応が無い・少ない」だったんです。

このような状況をわかりやすく命名してみました。

  

病 名:せっせと書いては落ち込む病

原 因:引きつけ力・共感力不足

処方箋:読んで理解して、行動を起こしてもらう構成と文章/「自分ごと」として読まれる記事

 

処方箋にもあるように、まずは「読んで理解して、行動を起こしてもらう」文章の構成を知ることが大事。

厳密に言うと目的によって構成は変わりますが、マーケティングの基本「AIDAの法則」に則って考えると、読み手の動線を作り出すことができます。

  

AIDAとは、

Attention(注意)

Interest(関心)

Desire(欲求)

Action(行動)

の頭文字を取ったもの。

 

文章に当てはめると、以下のような構成になります。

A タイトル=引きつけて認知させる 

目的はただ一つ、「続きを読みたい!」と思わせること。80%の時間と労力を費やすべきというセールスコピーの権威がいるくらい重要なパーツ。読むか読まないかは、ここで判断されます。

I  リード(オープニング)=興味・関心を引く/問題提起

目的は、読み手にできるだけ早く頷いてもらうこと。興味を引き、より深く本文に引き込むパーツです。

D 本文=欲求を生む、心を揺さぶる/原因・解決策

目的は、欲求を生むこと。または、心を揺さぶり共感を得ること。リードで問いかけた悩みに対して、その原因や解決策を見せて欲求や共感を生み出します。

A クロージング=行動する/CTA(行動喚起)

目的は、呼びかけて行動させること。呼びかけの前に信頼してもらえる証拠を提示し、クロージングします。

 

思うがままに書いていた方は、ご参考いただければ幸いです。

構成を考えてから書き始めると、少なくとも途中で「何を言いたかったんだっけ?」「文章がまとまらない」といった“文章迷子”になることは避けられます。

投稿者プロフィール

吉田和歌子
吉田和歌子個人起業家 発信力サポーター
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“想い”を“言葉”に
その“言葉”が未来をつくる
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14年間の広告・編集業界を経て2018年にフリーに。
現役ライターとして活動中。
1,000人以上を取材してきた【取材力】で魅力を120%引き出し、ありありとイメージさせる【文章力】で心を揺さぶるのが得意。
10,000人以上の添削&修正してきた【ライティングスキル】を生かし、
個人起業家の《発信力アップ》をサポートするライティング講座を開講。
プライベートでは、元バックパッカーのマイペース夫とおじいちゃんのような5歳男児と悲喜こもごもを共にしている。
パラレルキャリア専門エール通信

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