子育てライターの下河内優子です。
読者の皆さんの中にも、自粛を要請されて、家で過ごす時間が増えた方が多いのではないでしょうか。
私もその中の一人です。
学校は休みとなり、外出も禁止。
朝から晩まで子供達とべったりの毎日を過ごしています。
今までとは違う生活リズムに戸惑いは隠せません。
子供たちはもちろんのこと、私自身も慣れない在宅勤務で時間配分が分からず戸惑っていました。
見たくないのに目に入ってくる子供達のダラダラとした生活リズムや、ゲーム三昧の日々にイライラが募るばかり。
必然的に子供との関係性に向き合わざるを得ない状況に追い込まれました。
ここで皆さんならどうされますか?
怒る?叱る?褒める?おだてる?様々な方法はあると思います。
私が選択したのは、先のどれでもなく「時間割を作って学校ごっこをしよう」と誘ってみることにしました。
【一日の時間を区切る】ことを提案したのです。
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学校ごっこを簡単に説明しますと、
1.朝、自分で今日の時間割を決める。
2.今日の日直を決める。(当番制でもOK)
3.チャイム代わりにタイマーを使って自分の決めた時間割通りに進める。
たったこれだけです。
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これを導入してみたところ、子供だけではなく大人にも良い効果が生まれ、とても良い効果が生まれました。
【一日の時間を区切る】ことでゴールが明確になり、子供は「いつまで勉強しないといけないのだろう?」という不安がなくなるようです。そして、休憩時間まで頑張れば良いのだと安心でき集中してくれます。
子供達は「学校ごっこ」という遊びの一貫なので楽しそうです。
そして慣れない在宅勤務で時間配分のわからない親も、適度に休憩を入れながらメリハリをつけて働くことができるので、生産性が高まります。
何より、親子で穏やかに過ごすことができるようになりました。
実はこの時間を区切るという発想は時短勤務で事務をしている時に、私が常に意識していたことでした。
勤務できる時間は減ったのですが、仕事量はさほど減らすこともできない。
自ら生産性を高めるしかない状況に置かれ、スピードをあげるしかないと思った時から、「今からこの仕事を○分で終わらせる」と目安時間を宣言して仕事に取り組んでいったのです。
これを繰り返すうちに、最初は3分かかっていた仕事も、次第に2分、1分と少しずつタイムが縮まり、時間を意識して区切ることで生産性が上がるということを経験から知ることができました。
短い時間ごとに区切ったので毎回達成感を得ることができたのも励みになってとても良かったです。
パラレルキャリアは仕事と家庭を分けるのではなく、相互で身についたスキルを活かし合うことが最大の魅力ですね。
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