「もったいない仕事人」に、ならない!

キャリアライター朝賀ちひろです。

同業であるネイリストの人たちと接していると、たまに残念に感じてしまう事があります。

どんなに技術を持っているネイリストでも、残念ながら「その対応は、おかしいのでは?」と思ってしまう人がいるのです。

簡単にいえばお客様や取引先、職場内においてのビジネスマナーが身についておらず、どきっとすることがあるのです。

例えば、ビジネスマナーの基本事項ですが

・電話、メール対応(受け身対応、待たせる、返信しない)

・正しい言葉遣い(失礼な言葉遣いだと、気がついていない)

・立ち居振る舞い(あたふたとその場対応、管理などがずさん)

・コミュニケーション(ホウレンソウが面倒くさいと思っている、自分だけ知っておけば良い)

などなど。。。

(※もちろんネイリスト全員が、そうではありません!私が感じた、ごく一部の例です!)

ネイル業界の事情ではありますが、ネイリストは技術職であるためスキルやノウハウ、新しいネイル手法を得ることに時間を費やしてしまいがちです。

その結果、マナーや接遇などを学ぶことが、後回しになってしまいやすいのです。

一時的には技術が高いことで、お客様にも選ばれやすくなるかもしれません。

けれども最終的には、その人の仕事ぶりはスキルだけでなく、マナーも含めて判断されます。マナーがないと結局は、「仕事人」としては残念な印象で終わってしまいます。

もったいない・・・!!!!

どんな職業であっても、むしろ仕事ではなくてもマナーは必要ですよね。

社会において考えてみても、若い世代は結果・成果主義の働き方に慣れているため、ベテランの方たちよりも仕事能力が高い人が多いように感じます。

だからこそ、「技術さえあれば問題ないだろう」と考えてしまいがちなのは仕方がない部分もあるのでしょう。

しかしながら、今ここにある企業や社会、信頼と実績をゼロから作り上げてきたのはベテランの方たちであることを忘れてはいけません。

「今、スキルが誰よりも高い」のは素晴らしいことですが、簡単なマナーや言葉づかいを少し変えるだけで得られるチャンスを逃してしまうのは、もったいないと思いませんか?

これは、気の合わない人にごまをすれ、ということではありません。

自分らしさを守って働いていくためにも、人に不快感を与えない、仕事を円滑に回す最低限のマナーなどは必要だと思っています。

ビジネスマナーや、そのスキルは何のためにあるのか?と考えると結局「働きやすさを守るもの」「思いやり」なのではないでしょうか。

投稿者プロフィール

朝賀ちひろ
朝賀ちひろNAIL&YOU代表
◇「NAIL&YOU」代表
◇「エールプロジェクト」事務局長、キャリア担当
栃木県出身、千葉県市川市在住。セーラームーン世代。
元会社員✕起業家✕ネイリスト✕ママのパラレルキャリア
(https://nailandyou.com/)
パラレルキャリア専門エール通信

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