「資格がないと、副業はできない」と思っていませんか?

キャリアライター小川佑子です。

私は育休後に仕事復帰してから1年半後に、パラレルキャリアをスタートさせました。
今はパラレルキャリアを始めてから、1年ほどになります。

ブログやFBでそれらの経緯を発信していることもあり
「育休から仕事復帰をするか、育休を延長して、なにか資格を取り起業するか迷っている」
「会社員をしながら副業をはじめると子育ての時間が足りなくなってしまいそうで不安です」
などのご相談をいただくようになりました。

今回は私がそんな方に向けて、副業時に役に立つ「既に持っているもの」をテーマに、お話をさせてください。

  1. 既にあなたが出来ることから売れるものを探す
  2. 既にあなたが持っている時間から副業に当てられる時間を探す
  3. 既にあなたの側にいるサポーターを探す
  4. 既にあなたが持っている信用を活用する

今日はこの中の1つ目
1.既にあなたが出来ることから売れるものを探す
をご紹介します。

まず、最初にお伝えしておきたいことがあります。
相談をしてくださる方から、
「私には誰と比べて秀でているような、特別な才能がない」
「副業が成立するのは、小川さんだから出来るんでしょ」
と言われることがあります。

私自身もかつては同じように、すでに活躍している人に対して
「あなたが特別だから、できるんですよね」
と思っていたので、よく分かります。

結論からお伝えしてしまうと、副業をスタートするために、特別な資格は必要なく、本人に飛び抜けた才能がなくても問題はありません。
私も当時は不安を抱えていて、まず最初に資格を取得してしまったのですが・・・。

結果的にはじめてお仕事として成立したのは、「イベント主催業」でした。
この副業を見つけるまでの事例を、参考までにお伝えしますね。

あるLineグループでのやりとり

A子「同窓会やりたいよね」
B子「いいね、いいね!」
C子「最近会ってないもんね」
A子「そういえば、D美、旦那さんの転勤で4月から台湾らしいよ」
私「え、じゃあ3月までに会いたい!私、お店探してみるよ。他の子達にも声かけてみよっか。第2か第3日曜日のどちらかでいい?」

一見すると誰もがしている、普通のやりとりに見えますよね。

けれども、私のした提案は日程決め・会場決め・メンバーの選定や声かけ・予算決めなど、イベントを行うために必要な一連の対応を行っているのです。
つまり副業をはじめるにあたって、新しいスキルを身につけなくても、ほとんどの人は他の人にはない”強み”があるはずなのです。

これを現在の副業である、「親子イベントを主催する」置き換えると

①ニーズをみつける
②日付を決める
③場所を決める
④テーマを決める
⑤人を誘う
⑥そして当日に、参加者さんを喜ばせる企画を考えて実行する

となります。

もしかしたら、「私の強みはこれかもしれない」と改めて自分史を掘り起こしたところ、合コンや同窓会を連続して開催する、薬剤師向けの自主勉強会を月に1回・3年間継続して開催、ドラッグストアでの健康相談会を来店されるお客さまに向けて1年間開催…、など自分の売りになるポイントが出てきました。

当時はこれらが自分にとってはするのが当たり前で、誰もができる事だと思っていました。

だから、皆さんが何気なくしている

  • 手料理を毎日、家族に作っている
  • 上司に言われて、プレゼン資料をつく
  • 売り上げをエクセル管理する
  • プロジェクトメンバーの業務進捗を管理する
  • 季節に合わせて、売り場のポップを作って売り上げをあげている

そんな、会社員やママをしていたら普通に行っていることの中にも、「お金を払ってでもお願いしたい!」と誰かが思っていることがあるはずです。

自分にとっては当たり前すぎて、なかなか長所に気づけない場合には、じっくり話を掘り下げてくれる信頼できる人や、プロのコンサルタントさんに強みを見つけてもらうのもいいかもしれませんね。

投稿者プロフィール

小川佑子
小川佑子
8ヶ月で400組以上がご参加
楽しみながら賢くなるイベントに2時間参加で、ママは子供の誉めポイントをみつけ、こどもは自己肯定感がむくむく向上するイベントを主催
年中と2才の兄弟のフルタイムワーママ
(https://ameblo.jp/mu-chan0518/)
パラレルキャリア専門エール通信

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