「記憶」はあてにならない。「記録」こそ、時間管理の第1歩!

[JOB SKILLS]デキる女のしなやか仕事術

 「あなたは昨日、朝起きてから夜寝るまで、どこで、誰と、何に、何時間費やしましたか?」

 今までこの質問を400名以上の方にしてきましたが、分単位で思い出せる人は、1人もいませんでした。

 かく言う私も、時間の使い方の質が、その後の成果を左右する!と思い知ったのは、社会人になってからでした。限られた時間で成果をあげる、そのためには、まず、あなたが24時間をどう使っているのか、記録してみなければわかりません!

 なぜなら、エビングハウスの忘却曲線によると、私たち人間の脳は、20分後には42%を、24時間後には74%を忘れてしまう。つまり、人間は忘れる生き物だから記憶はあてにならないのです!

 だからこそ、記憶に頼るのではなく、記録することが大事!と言うことで、早速これから2週間時間の使い方を記録することから始めてみましょう!

〈時間の使い方を記録する〉

1.まず、バーチカルタイプのウイークリー手帳を準備して、見開き1週間の予定をいつでも確認できるようにする!
(私のオススメは、ジブン手帳biz、CITTA手帳)

2.その日の行動・活動をそのまま記録する。
(仕事以外、土日・休日も含め寝ている時間以外の全て)
ただ活動内容を書くだけでなく、目的も一緒に記録する。

記録方法の例)
× 10/4 12:30-13:30 ランチ
○ 10/4 12:30-13:30 〇〇さんと勉強会の打ち合わせ(ランチ)

 このようにして時間を記録し分析すると、あなた独自の時間の使い方の癖がわかります。同時に、無駄な時間の使い方が明らかになるので非生産的な活動を見出し、優先順位を明確にすることで限られた24時間の密度が2倍3倍に跳ね上がります!

 記録の知られざるパワーをぜひ、あなたも体感してみてください!


個人起業コンサルタント
篠田 恵
人材育成、売上達成などルイヴィトンマネージャー経験を活かし個人が稼ぐ力を育む!継続サービスを提供中。コンサル・セミナー顧客は430名超。転妻、小1男子の母、第2子妊娠中。


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