ハンガリー料理

ほんの20年前まで共産圏の国のひとつであったハンガリー。

便利さを当たり前のように享受する、資本主義にとっぶり浸かった私たちの生活とは違い

(ハンガリーに限らず多くのヨーロッパに通じるのでしょうが)

古き良き伝統が、まだ色濃く残り、

そのまま守り続けようという考えや、文化が浸透しているように感じました。

環境が一番。

車にクーラーバッグを積んで、その中に水筒。

初めは自販機が少ないための工夫だと思いましたが

少ないのは、自販機などの必要性を感じていないのだと気がつきました。

スーパーに行くときは必ずエコバッグを持参。

使い捨てのプラスチック製品はできるだけ使わないよう、誰もが心がけており

街のパン屋さんでは、買ったものを紙に包んでくれるだけで、手提げもなし。

私が滞在した3家庭では、ラップも置いてありませんてした。

極めつけは空港の免税店。

買い物をしたのに、Duty Free のバッグは有料。

プラスチック以外では、八百屋さんに並んでいるスイカを見て

「これは輸入もの。ハンガリーのスイカは7月半ばにならなければ採れない。地物が出てきてから食べなさい」

とおっしゃるなど、自然のものを求める人も少なくない。

東京では、今年1月、向かいのごく普通のスーパーにスイカがありました。

さすがに興ざめ・・・

季節感どころか、いかにも寒々しくて、見ただけでがっかりしたのを思い出しました。

日本人は働くために生きている、ヨーロッパ人は生きるために働いており、休暇もしっかり楽しむ

という言い方がありますが、仕事云々以前に

生き物としての優先順位を大切にすることを知り

便利さを買えるお金があることよりも、豊かな生活があることを

実感しました。

6時に夕食をとり

テレビは1時間観るかどうか。

10時過ぎには眠くなる。

朝は早く目がさめるからのんびり。

私と言えば、起きた瞬間から、スマフォで会社のメールをチェックする毎日・・・

私は、忙しさを充実だと思いながらの人生はもう十分楽しみました。

なので、これからはのんびりにシフトして行きたいと改めて思いました。

さて、ハンガリー料理。

東京でハンガリー料理のレストランに行ったことはまだないのですが

いわゆる東欧料理のレストランには学生の頃から時々食事に行っていました。

当時は、珍しいと感じながらいただきましたが、

なんでもあるのが東京。

いつしか慣れてしまい、今回

「これは何?」という

新発見や感動はごく少なかったのですが

(以下、オンラインサロン限定公開)


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投稿者プロフィール

京田佳永子
京田佳永子クッキング・スペシャリスト
茶道歴30年、秘書歴25年、ホームパーティ歴15年。美味しいものに本気で取り組む外資系企業社長秘書。パラレルキャリアでおもてなし料理教室を主宰。
パラレルキャリア専門エール通信

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