専業主婦というキャリア

キャリアライターの朝賀ちひろです。

厚生労働省が出している統計データで

気になるモノがありました。

<配偶者がいる 年齢階級別労働力率>

⇒配偶者がいる女性で年齢別で働いている率

25~29才 平成19年50.7%⇒ 平成29年 65.5%

30~34才 平成19年49.7%⇒ 平成29年 65.6%

<未婚 年齢階級別労働力率>

⇒未婚女性で年齢別で働いている率

25~29才 平成19年90.9%⇒ 平成29年 91.4%

30~34才 平成19年89.5%⇒ 平成29年 89.8%

配偶者の有無別にはなっていますが、

特に注目したいのは配偶者ありの女性の労働力率が

ここ10年で大きく変化している点です。

配偶者がいても働いている女性が

ぐっと増えましたね!

つまり、専業主婦が減ったと言えます。

ちょっと前までは、

結婚して→寿退社して→専業主婦になる事が

ひとつのロールモデルであったと思います。

ひとつのゴールの形であったのかもしれませんね。

しかし、専業主婦になったからと言って

そこでキャリア終了ではない!と

私は考えます。

「主婦」というものも、一つのパラレルロールで

キャリアの一つだと思うのです。

生活していれば絶対に出てくる

家事や子育てなどの主婦業。

いくら旦那と分けてもアウトソーシングしても

一人暮らしでも実家暮らしでも

絶対無くならないものですよね。

ここにいるみなさんも「主婦」という

パラレルロールを

お持ちの方も多いのではないでしょうか?

専業主婦って楽そう~

三食昼寝付き~

なんてのはなかなか古いっ!(´∀`;)

専業主婦はマルチタスクで色々と

こなさなければならないし、

仕事として月給に換算すると

実は22万円ほどだと聞いたことがあります。

それだけ主婦業は

一つの労働力なのです。

(だからこそ家事代行や

ベビーシッターなどのサービスが

有料で成立する訳ですが。)

さて、そんな「専業主婦」という一つの

キャリアも活かすかどうかは

やっぱり自分次第です。

専業主婦になることで

得られる経験、知識、感動なども

あると思うのです。

極めたらそれはそれで

自分の強みになります。

どんなに「なりたい」気持ちで望んでも

前向きに主婦のキャリアを楽しむモノの

勝ちであると思います。

主婦業の効率化を図れば

自分で使える時間も作り出せるメリットは

大きいですよね。

私の身近な例として

私の母は結婚後、

専業主婦になったそうです。

専業主婦であることに

焦りや不安はなかったかと聞いてみると

その捉え方は自分次第だと言います。

子供と過ごす時間を目一杯楽しめたし

料理もうまくなったし、

当時父の実家でやっていた異業種の

お手伝いも経験できた、と前向きでした。

専業主婦の時間をやりくりすることで

資格を取得し

今や専業主婦のキャリアよりも

その後の仕事のキャリアの方が

長くなりました。

母は自分のキャリアがどうこうと

考えていたわけではなさそうですが、

漠然と「専業主婦の自分」も活かそうと

捉えていた結果だと思われます。

そんな点は尊敬しています(*´∀`*)笑

多くの人が持っている「主婦業」のキャリア。

専業主婦になっても

キャリア終了~!の意識ではなく、

捉え方次第で

自分のプラスのキャリアに

していきたいものですね。

本日もありがとうございました

投稿者プロフィール

朝賀ちひろ
朝賀ちひろNAIL&YOU代表
◇「NAIL&YOU」代表
◇「エールプロジェクト」事務局長、キャリア担当
栃木県出身、千葉県市川市在住。セーラームーン世代。
元会社員✕起業家✕ネイリスト✕ママのパラレルキャリア
(https://nailandyou.com/)
パラレルキャリア専門エール通信

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