クラムチャウダー

お料理ライターの京田佳永子です。

シアトルに行ってきました。

シアトルは良く晴れて、暑くもなく、寒くもなく。

ちょうど過ごしやすい時季の始まったところで、とてもラッキーでした。

今回の楽しみのひとつは 本場のクラムチャウダー。

本場?

はい。 今、アメリカを代表するスープのクラムチャウダーの本場は シアトルと言って差し支えなさそうです。

世界の三大スープは

タイのトムヤムクン

フランスのブイヤベース

中国のフカヒレ

フカヒレの代わりに、ロシアのボルシチを入れる説もあり。

さらには「世界の三大スープは、トムヤムクン、ブイヤベース、フカヒレ、ボルシチの4つ」 と三大でありながら4種数え上げるパターンもあるようです。

五大スープとなると…

国によって違う!?

どうも、それぞれの国が自国のスープを入れるようです。

たとえば、5つめのスープに

味噌汁(日本)

ズンドゥブ(韓国)

ミネストローネ(イタリア)

ガスパチョ(スペイン)

グラーシュ(ハンガリー)

そして アメリカではクラムチャウダー を入れるということ。

それでいいですよね。

クラムチャウダー好きですか?

クラムチャウダー発祥の地はアメリカ東海岸。

クラム(蛤とは限らず、その季節の二枚貝)のお出汁と、牛乳で濃厚に仕上げた ニューイングランド風の白いクラムチャウダー(ボストン風とも呼びます)と

トマトを使ったミネストローネ風の 赤いクラムチャウダー(マンハッタン風)に大別されますが

クラムチャウダーコンテストで数々のタイトルを取り続けている Pike Place Chowder という人気店がシアトルにあるため

西海岸に位置するシアトルのチャウダーが堂々と「本場」を名乗っているのです。

もちろん、ニューイングランド、ボストン、マンハッタンも「本場」なのですが。

https://www.pikeplacechowder.com/

さて、シアトル。

治安も水事情もよい、コーヒーでも名高いMt.レーニアとたくさんの湖を背景とした、海沿いの風光明媚な街で、魚介料理がたくさん。

本場シアトルでは、前述の白いクラムチャウダー、赤いクラムチャウダーと同時に

地の利を生かした、スモーク・サーモンのチャウダーがうけています。

今回は2泊の滞在でしたが、着いた日と、発つ日と2度にわたって Pike Place Chowder に行ってきました。

(以下、オンラインサロン限定公開)


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投稿者プロフィール

京田佳永子
京田佳永子クッキング・スペシャリスト
茶道歴30年、秘書歴25年、ホームパーティ歴15年。美味しいものに本気で取り組む外資系企業社長秘書。パラレルキャリアでおもてなし料理教室を主宰。
パラレルキャリア専門エール通信

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